『酒乱 米の生命が生きるまで』は、この著者の作品の中でまず一番おすすめしたい本です。この本を一言で表現すると「赤裸々ないのちの叫び」。「いのちとは」「心とは」という文字通りの “命題” について、体験を通じた非常に強いメッセージを発しています。後年、この著者は『死んでも生きている いのちの証し』『神秘の大樹』という著書を出版しているのですが、第一作である『酒乱 米の生命が生きるまで』を読むと、なぜこの著者が共時性を切り口にして「いのち」を語るのか、腑に落ちるのではないかと思います。私自身もそうなのですが、自分の心なのに、自分のいのちなのに、なぜこんなにコントロールがむずかしいのか…大声で叫びたくなるような、張り裂けそうな思いを経験したことのある人はきっといるのではないでしょうか。人間は、自我の欲望が自分を苦しめたり、それがもとで人を傷つけたりすることもあります。欲望や感情などの執着心をとかして、心の針を絶対調和の原点(ゼロ)に戻すためには、大なり小なり苦を伴うものです。著者は自分の体験、暴走する酒への欲望と現実の一部始終を生々しく描き、著者のいのちの中で米のいのちが生きるまでの道のりを明るく語っています。
(随想 全237ページ)
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米(食物・自然界)の生命愛に身も心も重ねることで、波乱万丈な人生もどんなに苦しい思いも澄み切ったものへと昇華した著者夫妻。その二人が遭遇した共振共鳴共時の記録は、「こころとは」「いのちとは」という命題に対する答えの証しです。