生命現象の根源

体と心の相関性

⑷体と心の相関性

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体質が変われば、それにともなって自然に心の質が一変するかといえば、そういう機械的な関係ではありません。そもそも体質は気質と同じく先天的特徴だとすると、それが変わること(変質や転換)がありうるのかという疑問は若干あります。たとえば、食生活を一変させた結果、体質転換を想像させる体の大きな変化を経験する場合です。それは、体質の現れである健康状態の改善であり、体質転換ではないという見方もできるのではないかと、みずからの経験を振り返って感じています。

 

では、食習慣を変えることで起きる健康状態の向上や改善は、心に影響すると言えるでしょうか。これに対しては、体質改善が心に変化をもたらすというより、意識の改善なくして体質の改善はないと感じます。何をどう食べるかは、食物と体とに対する認識の仕方や態度の問題と切り離せないので、それに応じて、健康状態の向上や、体質転換の可能性が開けるという見方が適当ではないかとおもいます。

 

心のもち方ひとつで体の反応は変わるというのも、経験的に多くの人が実感していることです。これは、いま述べた点と共通していますが、それを理由に、食は大した問題ではないと考えるのは問題があります。人間が心と体とを与えられている意味を考えると、適切な食物を選んで食べてさえいれば心も健全になる、という考え方が偏見であるように、心のありようさえ注意すれば体の健康も保てる、という思想は偏った精神論です。

 

体も心も「いのち」という本質の投影だとすれば、その全体性とのかかわりにおいて、心の深層への流れ(霊的な縁=心の発生)には変化が起こりうると考えます。つまり、体との関連なしに心の根元的変化はなく、心との関連なくして体の根元的変化はないということです。心は体のなかにある、または、基本的に心は体とともに在るわけですから、生命の深層において両者に相関性がないという見方には、無理があるとおもいます。ただし、人間の「いのち」は食なしには成立しないので、人間が単に「もの」ではないように、食物も「いのち」であって「もの」ではないという視点が欠けると、心と体と食、おたがいが機械的な相関関係にしか見えなくなる点には注意が必要だとおもいます。 

 

 

『神秘の大樹Ⅱヒロシマとつる姫』
「第一章 心のつる草」より
抜粋はここから。心のつる草は光です。なぜ光なのかといえば、心は、生命組成である原子の反応から発する電磁波と考えるからです。心は、いのちという光の下でしか生きられない宿命を背負っています。それゆえにいのちは、一元一体二象体という現れ方をします。いのちは、元は一体のエネルギー体であって、その中では、物質体と精神体という二大特性を持つエネルギーが融合一体となって、動となり静となり、火となり水となり、中心には絶対静のゼロ磁場があると思うのです。その一体の中に二象体のエネルギーを容しているのが、私の考えるいのちの実体像なのです。その〝二象体〟は、物質体(物性=肉体)と、精神体(心性=心)という現れ方であり、その〝精神体〟の部分から発する二次的生命に当たるのが心であると考えています。いのちのエネルギーは、そのような実体像を持つ、宇宙絶対調和力(一大調和ご意志)であると思えば、心というのは常に、生命エネルギーの調和安定に引き戻される宿命の下でしか存在できないということになります。以上、抜粋はここまで。

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体と心の相関性⑸
「天地自然の調和性と人間

(前半)」

出典・参考図書

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書籍『神秘の大樹 第二巻 ヒロシマとつる姫』の詳細・閲覧ページにリンクしています

神秘の大樹 Ⅱ
ヒロシマとつる姫

菅原茂/おりづる書房/2011年

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平成5年8月6日の広島平和公園で出合った一羽の折鶴は、「倉敷市玉島」と印刷された広告で折られていた。その地名は「日月神示」で知られる岡本天明氏の出生地。縁結びのしくみを、「心のつる草」など比喩を用いた物語を織り交ぜて表現している。

 

 

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書籍『死んでも生きているいのちのあかし』の詳細・閲覧ページにリンクしています

死んでも生きている
いのちの証し

菅原茂/たま出版/1997年

本の総合情報

 

共時性現象の体験記録をもとに、生命の本質は不滅だと伝えている。 酒乱人生から夫婦二人三脚で新たな人生を再出発させた著者。自らの足元を照らすかのような共時性現象の記録を随想としてまとめている。また、本の表紙を飾る稲穂はこの著書の本質を象徴している。

 

 


その他のページ

共時性とは何か この画像は上の見出しのページにリンクしています

時空や生死を超え、人種や生物種も超えて、いのちには境界がない証し

 

因果性とは何か

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「因果性」の実際は、それほど単純ではなく、もっと複雑。科学的な「法則」は、限定的な条件のもとでのみ有効だ。

 

偶然にひそむ因果

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因果性がないというより、今の科学の尺度では説明できない、と言うべきではないのか。

 


共時性の真価

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平成5年8月6日、広島平和公園で偶然発見された一羽の折鶴。共時性の真の価値は、生命現象そのものではなく、それが生命の真実を示していることだ。

 

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